今年の6月、アトランタ(アメリカ・ジョージア州)を訪れた時のことです。アトランタには、Street Car(路面電車)が走っています。私は、この電車に乗ってキング牧師国立歴史地区に行こうと考えていました。
駅には券売機がありますが、これが問題でした。この電車のチケットは一律に1ドルです。そこでチケットを買おうとしのですが、どこにも現金を入れるところがありません。アトランタには、このStreet Carのほかに、MARTA(Metropolitan Atlanta Rapid Authority)という地下鉄(地上を走っている区間もあります)があります。この電車は現金でチケットを買うことができますが、そのほかにBreezeカード(プリベイトカード)があります。Street Carは、このBreezeカードかクレジットカードでしかチケットを買うことができません。つまり現金でチケットが買えないということなのです。でも、1ドルでクレジット払いというのには、かなり抵抗がありますよね。皆さまはいかがですか? “1ドルでクレジット!?” の続きを読む
活字嫌い
最近はコンピュータ編集なので、「活字」という言葉は死語になりましたが、本を読まなくなったことを「活字離れ」と言っていましたよね。亡くなった母に「あなたが雑誌を作っているなんて考えられない」と、よく言われましたが、私は子どものころから本を読むのはあまり好きではなかったように思います。しかし、結構、要領がいいので、夏休みの宿題の読後感想文で、ある小説の最初の数ページと、真ん中の数ページ、そして、最後の数ページに、前書きと後書きだけを読んで、とても良い成績をいただいたこともあります。 “活字嫌い” の続きを読む
ボロボロのプラスチック
断捨離、いえいえ終活をしていて、一つの紙袋を見つけました。その中に、プラスチックの袋がありました。スーパーなどで買い物をした時にもらう袋に似た感じの袋です。この袋は、数年前にロータリーの雑誌関係の会議でオーストラリアに行った時に、どこかの店でもらったもので、中に、その時の資料を入れていました。袋を取り出そうとして驚きました。ボロボロと細かく分解していくのです。一見、日本のスーパーでもらう袋と同じように見えるのですが、材質は全く違うものだったのでしょう。恐らく、ゴミとして埋めた時に土に返る、そんな素材でできた袋だったのだと思います。 “ボロボロのプラスチック” の続きを読む
昔撮った写真
退職前、事務所の荷物を片付けていて、20年くらい前に撮った写真を見つけました。整理できないでいた写真が段ボール箱中からたくさん出てきたのです。20年も前ですから、皆さんとても若い。それより何より一番驚いたのは、自分で言うのも変なのですが、なかなかいい写真が多かったということです。実は、特に『ロータリーの友』の編集長になってから取材で写真を撮る機会がグーンと増え、ロータリーの国際大会の折などにはプロの写真家たちと一緒に仕事をして、ずいぶん上手になったつもりでいたのです。たしかにある意味うまくなっています(「自画自賛」と笑わないでくださいね)。しかし、まだまだ下手だと思っていた20年前の写真が、結構良かったのです。 “昔撮った写真” の続きを読む
「断捨離」しています
一時「断捨離」という言葉がはやっていました。雑誌やテレビでも取り上げられ、私も関心を持っていました。というのも、私自身、事務所も自宅も多くの荷物に囲まれていたからです。6月末に長年勤めていたロータリーの友事務所を退職するにあたって事務所の荷物を片付けました。少しずつ片付け始めて3か月ほどかかったのですが、とても貴重な資料も出てきました。『ロータリーの友』誌に掲載するために、さまざまな資料を確認したのですが、その中でも今後も役に立ちそうだと、そのコピーを捨てずにため込んでいたものです。『ロータリー100年史』の資料として役立つかもしれないと思い、そのまま置いてきました。 “「断捨離」しています” の続きを読む