思い切った戦略

新型コロナウイルスの感染が日本でも深刻な状況になってきました。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県に緊急事態宣言が出され、その後、ほかの道県でも次々に独自(法律に基づかない)の緊急事態宣言が出されています。
それに伴い、人々には「不要不急の外出を自粛するように」という要請が出され、企業にもテレワークの推進や店舗の休業要請がされています。飲食店や居酒屋、商店など、小さい店は死活問題、倒産の危機に瀕しています。オフィスワーク中心の企業でも、中小企業の場合は、テレワークと言われてもどうやったらいいのかわからないというところも多いと思います。 “思い切った戦略” の続きを読む

言い換えてみよう!

同じことを表現するのにも、いろいろな言い方があります。そして、その表現の仕方によって、印象は随分変わります。私は編集者ですから、読者の受け止め方を常に気にかけていますが、その点から言うと、新型コロナウイルスに関する情報発信の仕方には問題があるように思えます。
緊急事態宣言が出され、外出の自粛要請、営業の自粛要請など、自粛とか要請とかいう言葉をよく耳にするようになりました。自粛という言葉には、とても窮屈な印象があります。また、行動を制限されたり否定されたりすることには反発も生まれます。それでなくても感染者が増え気持ちが重くなっているときに自粛と言われたら、ストレスの塊になってしまいそうです。また、若い人たちは、どのくらい自粛という言葉を理解できるのでしょうか。普段、彼らが使う言葉とはかけ離れているように思います。 “言い換えてみよう!” の続きを読む