マスクをするのは何のため?

思い起こせば、コロナウイルスの感染拡大が始まったのは、まだ寒かったころ。桜が咲き始め満開になり、花水木やつつじなどの花々が美しく咲いて、新緑がまぶしい季節が、家に籠っていて知らない間に過ぎ去っていきました。まだまだリスクは高いというものの緊急事態宣言が解除されて外に出ようとしたら、そこは蒸し暑い世界が待っていました。ただでさえ不快なのに、マスクをしていると口の周りに熱と湿気が籠って気分は最悪です。
そこで登場したのが、通気性や吸水性に優れた生地でできた夏用の布マスクです。使っている人の感想は「風通しがよくて快適」とのこと。えっ? ちょっと待ってください。風通しが良いということはウイルスの出入りも自由ということでは? ドラッグストアなどで販売されているサージカルマスクでも、ウイルスは侵入してしまうので効果は十分でないと言われていました。それよりも通気性のいい夏用の布製のマスクで、本当に大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配です。 “マスクをするのは何のため?” の続きを読む