余計なお世話

随分以前のことですが、ファクスが普及し始めたころ、企業の広告がファクスで送られてくるようになりました。それを見る度に、紙代とインク代はこちら持ちで送られてくる広告に腹が立ち、「ぜったいに買わないぞ」と思ったものです。
さて、インターネット技術の向上と普及にともない、近頃ではファクスに代わって、メールで広告が送られてくるようになりました。メールなら印刷しない限りは特に費用的な負担はかかりませんが、うかつにメールを開くと、ウィルスというオマケがついてくるので用心しなければいけません。

企業のホームページに関して言えば、インターネットは双方向のメディアですから、そのページにアクセスすると、相手に見たことがわかってしまい、ホームページやFacebookを開くたびにその広告が入ってくるようになります。
自分が知りたい製品やサービスの情報はありがたいこともあるのですが、アクセス済みということは既にその存在を知っているということですから、わざわざ広告を表示してお知らせいただく必要はありません。また、既に購入済みの商品の広告が何度も何度も出てくると、いい加減ウンザリしてしまいます。そもそもインターネットは検索機能が便利に使え、知りたいことは検索すれば出てくるのですから、広告を表示してもらう必要性は感じないのです。
もともとインターネットを利用する時は、みんなに見られているという意識でいますから、覗かれているようで気持ち悪いとは思いませんが、「余計なお世話」は不要と感じています。

nf528主宰 二神 典子

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