家電やカメラなど、新製品が出てしばらくすると少しずつ値段が安くなってくるので、「しばらく待ってから買おう」と考えていました。ところが最近は状況が変わってきているようです。
本コラム欄の「余計なお世話」（6月15日）に書きましたが、インターネットを利用すると、以前見た企業の広告が現れます。そこにその企業で扱っている製品や商品の価格が入っているものもあります。
毎日のように出てくる同じ製品・商品の広告を見ていて気づきました。最近は、新製品が出てからの時間の経過とともに価格が下がるわけではないようです。メーカーがその製品の認知度を上げたいと思っている期間、小売りが集中的に販売したいと考えている期間は、価格が下がります。価格が1万円下がったので明日買いに行こうと思っていても、翌日になると元に戻ってしまうことがよくあります。1～2割程度は簡単に価格が変わってしますから、いつ買うのかは大きな問題です。
近頃は買いたいものがあれば、2～3か月毎日価格をチェックしメモして、買い時を見極めるようにしています。ハラハラドキドキ、欲しいものを手に入れた時の喜びはひとしおです。
nf528主宰 二神 典子