発想が「昭和」じゃない!?

先日、「天声人語」(『朝日新聞』2019年8月1日)で、「梅田」の駅名が変わることを知りました。皆さまご存じのことと思いますが、梅田駅はJR大阪駅に隣接する阪急電鉄、阪神電鉄の駅名で、それが今年の10月から「大阪梅田」駅になるとのこと。
同じところなのに駅名が違うのは紛らわしいとの指摘が以前からあり、外国人観光客の増加が駅名変更の決め手になったと、記事にはありました。同じ阪急電鉄の「河原町」も「京都河原町」に変更されるとのことです。「河原町」は大阪(十三)と京都を結ぶ阪急京都線始発駅で、京都の玄関となる駅ではありますが、JR京都駅と隣接しているわけではありません。
同じところなのに駅名が違うという例は、何もJRと私鉄に限ったことではありません。東京には地下鉄の乗換駅で駅名が違うというケースがいくつかあります。例えば、都営地下鉄三田線の「日比谷」の改札の目の前に東京メトロ有楽町線の「有楽町」の改札があったりします。 “発想が「昭和」じゃない!?” の続きを読む

いいアイデアですね「涼み処」

気温が低くて日照不足の長い梅雨が明けたと思った途端に暑い日々がやってきました。涼しさに慣れた体はこの暑さに対応できず、多くの人たちが熱中症にかかってしまっています。亡くなれた方もいらっしゃいます。
現在ではほとんどの家にエアコンがあると思いますが、特にご年配の方の中には「もったいない」「暑さを感じない」「冷房は嫌い」といった理由でエアコンを使わない方も結構いらっしゃるようです。
東京の目黒区では区内の「老人いこいの家」などに「涼み処」を設けているとのこと。その数は25か所あり、冷たい麦茶も用意されているそうです。自宅の電気を全部消して、日中の暑い時間をそこで過ごせば、熱中症の心配はなくなりますし、電気代の節約にもなります。 “いいアイデアですね「涼み処」” の続きを読む