withコロナ時代

緊急事態宣言の解除に続き、先週末からは県境を越える移動も解禁されました。これを受けて、多くの観光地や都心の繁華街などでは人出が随分増えているようです。しかし、用心をして外出を控えている人がいたり、何よりも外国人観光客がいないので、コロナ以前の人出には及びません。
出かけている人はマスクをしたり、周りの人との距離を意識したり、感染防止に気を配っているようです。お店側はその何倍も感染防止に配慮しています。万が一、自分の店が原因で一人でも感染者を出してしまえば、せっかく再開できた営業が再び自粛に追いやられる危険性があるからです。4月から長期にわたって営業の自粛や縮小を求められてきて、いずれの企業もギリギリ何とか持ちこたえている状態でしょう。そんなときに再び自粛を求められたら、これ以上持ちこたえることはできないというのが、企業の本音ではないでしょうか。 “withコロナ時代” の続きを読む

マスクをするのは何のため?

思い起こせば、コロナウイルスの感染拡大が始まったのは、まだ寒かったころ。桜が咲き始め満開になり、花水木やつつじなどの花々が美しく咲いて、新緑がまぶしい季節が、家に籠っていて知らない間に過ぎ去っていきました。まだまだリスクは高いというものの緊急事態宣言が解除されて外に出ようとしたら、そこは蒸し暑い世界が待っていました。ただでさえ不快なのに、マスクをしていると口の周りに熱と湿気が籠って気分は最悪です。
そこで登場したのが、通気性や吸水性に優れた生地でできた夏用の布マスクです。使っている人の感想は「風通しがよくて快適」とのこと。えっ? ちょっと待ってください。風通しが良いということはウイルスの出入りも自由ということでは? ドラッグストアなどで販売されているサージカルマスクでも、ウイルスは侵入してしまうので効果は十分でないと言われていました。それよりも通気性のいい夏用の布製のマスクで、本当に大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配です。 “マスクをするのは何のため?” の続きを読む

自転車通勤

緊急事態宣言が解除され、繁華街に人々が戻ってきました。通勤電車も同様で、以前ほどではないものの混雑しているようです。その密を避けるために、数キロの距離を自転車で通勤する人が増えたとのこと。自転車は走っていて気持ちがいいし、自宅待機での運動不足を解消するのにも役立ちます。
しかしこの自転車、日本では居場所がない状態です。歩道を堂々と走っていたこともある自転車ですが、今は指定されたところを除き基本的には車道を走ることになっています。歩道を勢いよく走るのは歩行者にとって脅威で、自転車にぶつかられて命を落とした人も少なくありません。
そこで車道を走ることになった自転車ですが、今度は、自動車にはねられそうで怖い思いをした人も多いと思います。近頃では自転車レーンができていますが、歩道と車道の間にある細いレーンを走るのは技術と勇気がいりそうです。 “自転車通勤” の続きを読む

取材依頼を書きました

先日、私が所属している団体が医療機関にフェイスシールドを贈ることになり、急遽、取材依頼を書き、東京都庁の記者クラブのボックスに入れさせていただきました。
最近は、ホームページやFacebookなどのSNSを使って情報を発信することがほとんどで、取材依頼やプレスリリースを書いたり送ったりすることはなくなってしまいましたので、久しぶりに広報活動の原点を思い出しました。
30歳代で広報を専門的に学びましたが、その頃は取材依頼やニュースリリースを送るということが、広報の主な活動になっていました。基本的に広報は人々と企業や団体・組織を結ぶ幅広いコミュニケーション活動ですが、メディアに取材依頼をすることだけが広報と考えている人がほとんどといった時代でした。 “取材依頼を書きました” の続きを読む