あの日… 東日本大震災に思う 1

2011年3月11日は金曜日でした。震源地から離れた東京でも大きな揺れを感じました。いきなり大きく揺れるのではなく、揺れがどんどん大きくなってきて、どこまで大きくなるのかという恐怖を、今でもはっきり覚えています。
若いスタッフたちは少しパニックになっていたように思います。当時は『ロータリーの友』というロータリークラブ向けの雑誌の編集長で、そのときは印刷会社から届いた色校の確認をしていました。幸い停電にはならなかったので、私はすぐにコンピューターの電源を落とすように指示しました。事務所の前には大きな公園があり、近くの会社の人たちが避難してきていました。スタッフたちは外に避難しました。ビルの方がいらして、安全点検が済むまで外に出てくださいと指示をされましたので、私も一旦外に出ました。1時間くらいかかったでしょうか、安全が確認され事務所に戻りました。
東北で何が起こっていたのかを知ったのは、事務所に戻りコンピューターを立ち上げ、インターネットでニュースを確認した時です。川を遡る水の勢いに恐怖を覚えました。実際に現地にいらした方々の恐怖は計り知れないものがあっただろうと思います。 “あの日… 東日本大震災に思う 1” の続きを読む